Lステップを使ってみたいけれど、「自分で学んで作るか、それとも外注するか」で迷っている——この記事は、そんな方に向けて書いています。
先に結論をお伝えします。「自分でやる」か「外注する」かは、白か黒かで決めるものではありません。 大事なのは、「学べば自分で回せるところ」と「最初は頼った方がいいところ」を分けて考えること。多くの場合、最初の設計だけ手伝ってもらい、あとは自分で回す——この組み合わせが、いちばん無理がありません。
筆者はこれまで、複数の業種でLステップの構築・運用をしてきました。また、ある案件では、人を募集して契約し、研修を経て「自分で動けるようになる」まで導く仕組みも作ってきました(守秘のため詳細は伏せます)。「どこまで自分でできて、どこは手伝いがいるか」を、現場で何度も見てきました。その経験から、できるだけ中立に、判断の軸をお伝えします。
なお、この記事は「これをやれば稼げる」といった話ではありません。自分に合った進め方を選ぶための、判断の軸をお伝えするものです。
なぜ「どっちか」で迷うのか——多くの情報が”立場”で書かれている
「自分でやる vs 外注」を調べると、たいてい結論が決まっています。外注をすすめる会社の記事は「外注しましょう」に、講座をすすめるサイトは「学びましょう」に着地します。どちらも、書いている人の立場(ポジション)で結論が傾いているのです。
だからこそ、ここではどちらかに寄せず、判断の軸そのものをお伝えします。大事なのは、「全部自分」か「全部おまかせ」の二択でなく、作業ごとに分けて考えることです。
「自分で学べるところ」と「最初は頼った方がいいところ」

Lステップの作業は、ざっくり次のように分けられます。
自分で学べば回せるところ
- 友だち追加の入口を作る
- かんたんな配信を作る
- リッチメニューやフォームを設定する
- 日々の運用(配信を送る、反応を見る)
最初は頼った方がいいところ
- どこから来た人かを分けて記録する設計(帰属の設計)
- タグの付け方の設計
- 道分かれ(分岐)の設計
- 数字を見て改善していく設計
操作のところは、調べたり練習したりすれば、自分でも回せるようになります。一方、全体の設計は、最初に間違えると後から直すのが大変で、経験がものを言います。だから、設計だけは最初に手伝ってもらい、操作と運用は自分で——という分け方が、現実的です。
「操作できる」と「成果が出る」は、別のこと

ここで1つ、大事な区別があります。「操作ができる」ことと、「成果が出る」ことは、別だということです。
ボタンの押し方や設定のしかたは、練習すればすぐ覚えられます。でも、「どんな設計にすれば成果につながるか」は、操作を覚えただけでは分かりません。ここを知らないまま自分で全部やると、操作はできているのに、成果が出ないという状態になりがちです。
だからこそ、最初の設計だけは、経験のある人と一緒に作る価値があります。設計の「考え方」さえ手元に残れば、あとは自分で回していけます。
「最初だけ手伝って、あとは自立」がちょうどいい

筆者は、人を「自分で動けるようになるまで導く」仕組みを作ってきました。そこで強く感じたのは、みんなを同じように手取り足取り教えるより、詰まったところだけを手伝う方が、早く自立できるということです。当時のことを、ご本人の言葉で紹介します。
育成は「全員を均等に見る」のではなく、「詰まっている人を見つけて押す」ことだと分かりました。詰まっているところにだけ手を当てれば、あとは自分で進んでいけます。
学ぶときも、同じです。最初の設計と、詰まったところだけ手伝ってもらえれば、あとは自分で回せるようになります。全部を外注しなくても、全部を独学しなくてもいい。間を取るのが、いちばん無理がありません。
自分でやるべき人・最初は頼った方がいい人
最後に、ざっくりした目安です。
- 自分でやるのに向いている人:時間をかけて学ぶ余裕があり、まずは小さく始めたい。設計の考え方を、自分の手で身につけたい。
- 最初は頼った方がいい人:早く成果につなげたい。設計でつまずきたくない。本業が忙しく、学ぶ時間が取りにくい。
どちらが正しいということはありません。自分の時間・目的・急ぎ具合で選べば大丈夫です。迷うなら、「設計だけ手伝ってもらい、運用は自分で」から始めると、失敗が少なくて済みます。
まとめ:白黒でなく、「分けて」考える
- 「自分でやる」か「外注」かは、白黒で決めない
- 操作と日々の運用は自分で、全体の設計は最初に頼るのが現実的
- 「操作できる」と「成果が出る」は別。設計の考え方が大事
- 最初だけ手伝って、あとは自立がいちばん無理がない
- 選び方は、自分の時間・目的・急ぎ具合で決める
Lステップは、学べば自分で回せる部分がたくさんあります。難しいのは、最初の設計と、つまずいたところ。ここをどう乗り越えるかで、学びの早さが変わります。
「設計」が何で、何を頼むと価値が出るのかは、別の記事でくわしく書きました。あわせてどうぞ。
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この記事を書いた人 高山 暁|LINE公式アカウント×Lステップの構築・運用代行 複数の業種のLステップを構築・運用し、人を「自分で動けるようになるまで導く」仕組みづくりにも携わってきました。1アカウント・入口223本・友だち4,559人を「誰がどこから来たか分かる形」で管理する運用を3年継続中。
公開日:2026-06-17

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